わたしの今住んでいる場所は、空気も水も景色もとてもきれいな場所です。
わたしが住んでいた20年前と変わっていないのがこの3つだと思っています。
あの頃はこれが「普通」だと思っていたので、特別な感情を抱くことはなかったのですが、高校を卒業して憧れの都会に住んだ時に、
「息苦しい・・・」
と思ったのを今でも記憶しています。
都会にすごく憧れて、ウキウキワクワクして行ったにも関わらず
息苦しさを感じるほどに呼吸するのが嫌でした。
その瞬間、「本当にわたしはこの道を選択してよかったのか」と不安さえ覚えました。
ちょっと違う空気を吸うことで、不安に感じてしまうのもその時初めて気がつきました。
それから20年という月日が流れ、今は縁があって地元に舞い戻ってきました。
あんなに「田舎って嫌だ」って思っていたわたしが、家族で引っ越すって相当変わったなと自分でも思います。
空気や自然などのきれいさは里帰りするたびに感じていたところではありますが、住んでみると今になってこの自然のありがたさを深く感じることができます。
きれいな空気や水、自然ってすぐには作れないですよね。
改めて感じます。
破壊(汚したり、無くしたり)することは簡単であっても、こうやっていつまでも”きれい”なままを保つっていうのは本当に難しいこと。
そして、変わらないきれいなものがずっとそこにあるというのも、大事だなと思いました。
エコで暮らすとか、環境破壊を考えながら毎日過ごすのは、ちょっと息がつまる感じもしますが、無理なく自然と調和しながら暮らしていきたいと思いました。